ツアー雑感



2004/7/18


フラニーカフェの玄関にはぼわ〜っと毛羽立ったワンちゃんが1匹
のっしのっしと番をしている。





人懐っこいんだけど、イヌのにおいがプンプンして
ちょっと引き気味のカンチ(笑)


ものすごい量のお宝レコード。
マスターが抜群のセンスで、選曲してくれる。
次は何がかかるか、ほんとに楽しみで、耳を澄ます。



カウンターで休憩。
こういうのん、似合うよねぇ…うちの社員さんたち。(笑)


1部
(16時〜)
風丸
独酔舎
カンチ
やなぎ



  

 

  
2部(19時〜)
  カンチ
  やなぎ
  独酔舎
  風丸


【 カンチ 】


      






【 やなぎ 】

      







【 独酔舎 】





        


【 風丸 】


      





【 4人で 】




 去年のツアーで、最後に唄った曲『ウェイト』
 あの時、観客だった独さん。
 「今回一緒に唄えて嬉しかった!」と一言。

 それにしても
 「よくこういうのに付き合いますね」って
 マスターが私の顔を
 感心するように見詰めはったのには
 ちょっと返答に困りました。(笑)
 ほんまやね…つくづくそう思います…
 自他ともに認める『おやじフリーク』になっている。
 終わってから、マスターのご好意で
 テーブルにたくさんのご馳走が並んだ。
 どれもこれもおいしかったし
 そのお気持ちがうれしかったよね〜!

 みんなニコニコ!
 お酒も見事にすすみました。


【4時と7時の2ステージ】
おやじ本舗としては初めての取り組み、2ステージ。
同じものを二度やるんだろうか。
それとも変えてくるんだろうか。
4人の間で何の打ち合わせもない。
持ち時間をどう使おうと勝手だし、決める必要は全くない。
そういうムードが漂っているのを感じた。
前日にユメリアで唄っていることが、ひとつの安心になっていたのかもしれない。
みんながどうするのか、興味津々ながらも
敢えてどうするのかを聞かずに静観していた。

【演奏順】
どうやって順番を決めるのかなと思っていたら
やおらジャンケンが始まった。(笑)
「カンチさんのあとはやりにくいなあ」などとぼやきながらも
みんな、どうやろうか思案している。
さて、どうするんだろ?
ドカーンと自分をぶつけて、前の演奏者の余韻を一気に払拭するんだろうか。
それとも…

【ライヴが始まる】
結果…4人とも、うまく前の演奏者の余韻を引きずって
どこか重なり合いながらも
ある場面から自分のペースに引きこむというライヴをやってのけた。
カンチが唄った「あはぁ〜ん♪」が、あちこちに出て来る。(笑)
そうやって盛りあがって喜んでいるうちに
気がつけばそれぞれの世界に引っ張りこまれていた。

本当にライヴに没頭して、その場の雰囲気を取り込んだら
同じものを二度やるなんて土台無理な話だったんだよね。

みんな明らかに違う個性を持ち合わせている。
だけど…4人がうまくまとまっている。
私は4人のライヴを確かに「まとめて」聴いたように思う。
これってまさに4人で飲んでいる時の会話と同じ。
それぞれが好き勝手を言っているのに
4人で飲むことが心地よさそう…同じものがライヴに出ていた。
人となりがでるってこういうことなのか…

【4つの団子】
好き勝手をしながらも、まとまれるのは
新しくエントリーした独さんの功績が大だと思う。
サポートで上手に寄り添ってちょっとずつみんなを接着してくれる。
独さんも、明かに4つの団子の1つでありながら
そのタレの役割もしてくれているかんじ。

え?私は何?って…目指すは団子の刺さってる串なんだけど(笑)
団子がみんな巨大で、決してまん丸ではないから
串は相当タフでなくてはならないと実感した。
ヘタをすると折れる。(笑)
私もパワーアップしないと、社長のイスも決して安泰ではない。^^;)

このままどんな団子に仕上がるんだろうか。
未知数の部分が多いのはそれだけ楽しみも大きいということ。
ライヴの途中で、そんな予感がフツフツと沸いてきた。
4人の見事な面子。見事な個性。
よくもまあ、これだけ集めたもんだって、自慢したくなって思わず言ってしまった。
「私って天才と違う?」(笑)
いやいや、ただ社員に恵まれているということだけなんだけど。

秋のツアーに向けて先ずは息を合わせることができた。
4人が集った時どうなるか、それなりの手応えもあったし、イメージもできた。
後は…しばらく持ち場に戻って自分を肥やすこと。私も含めて…ね。

ところで、「おやじの団子」ってキャラクター商品、作ろうか。


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